こんばんわ。
日本酒ブロガーの拓醸です。 年間100本ほど日本酒を飲みながら、現在は千葉県を中心に各地の日本酒をテイスティングしています。
普段はお酒メーカーで働く20代で、日本酒検定3級を持っています。 三度の飯より日本酒が好きで、家では梅酒を漬けてお酒の変化を楽しむほど、日本酒が生活の中心にあります。
日本酒は“土地の空気”まで感じられるのが魅力。 米や水、気候、蔵人の技、歴史…その全部が一本に詰まっていて、地域ごとにまったく違う表情を見せてくれます。
このブログでは、日本酒と地域の魅力をゆるく、楽しく、ときどきマニアックに紹介していきます。 あなたの“次の一杯”や“次の旅先”のヒントになれたら嬉しいです。

【基本スペック】
- 銘柄:舞桜
- 蔵元:守屋酒造株式会社(千葉県山武市蓮沼ハ2929)
- 特定名称:純米吟醸 生
- 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
- 精米歩合:60%
- アルコール度数:17度
- 保存方法:要冷蔵(15℃以下)
- 製造者:守屋酒造株式会社



【テイスティングレビュー】
色: 透明で澄んだクリアな色合い。雑味のなさが見た目からも伝わる。
香り: 香りは控えめで、ほんのりと生米のニュアンスが立つ程度。穏やかで、料理の邪魔をしない落ち着いた香り立ち。
味わい: 口に含むと、梨のようなみずみずしい甘さがふわっと広がる。軽やかでスッと切れる後味が心地よく、飲み疲れしないタイプ。
スタイル: 香りの弱さとキレの良さから、酒質としては爽酒に分類される印象。日本酒に入りたての人でも楽しみやすい、親しみやすい味わい。
食中酒としての魅力: 軽快な飲み口とキレの良さから、肉料理との相性がとても良いと感じた。脂のある料理でも口の中をすっとリセットしてくれる。
【酒蔵の特徴】
守屋酒造は明治26年創業の歴史ある酒蔵で、千葉県山武市蓮沼の九十九里浜にほど近い地域に蔵を構えています。海風が届く穏やかな土地で、地元の米と水を使い“千葉の風土を映す酒造り”を大切にしている蔵です。
蔵では、昔ながらの生酛造りを継承しつつ、現代的な冷蔵設備を活用した温度管理によって、安定した品質の酒を生み出しています。伝統的な技法と最新設備の両方を取り入れることで、雑味のないクリアな味わいを実現している点が特徴です。
また、地域とのつながりを重視しており、地元産の米を使い、地元で愛される酒をつくる姿勢が一貫しています。蔵には多くの著名人も訪れており、長い歴史と確かな味わいが広く評価されていることが伝わってきます。
【感想】
かなり飲みやすい日本酒だと感じました。 千葉県の米や水を使用し、地元の風土に誇りを持って酒造りをしている点がとても魅力的です。蔵の中には阿部寛さんをはじめ、さまざまな有名人が訪れた記録もあり、歴史と味わいの両方で愛されている酒蔵だと実感しました。
梨のような軽やかな甘さと、スッと切れる後味が心地よく、食事と合わせて楽しみたい一本です。
【日本酒の知恵】
日本酒は大きく4つのタイプに分類されます。 ①爽酒 ②薫酒 ③醇酒 ④熟酒 の4つです。
今回はその中の爽酒について触れてみます。
『爽酒』とは?
漢字の通り、爽やかなタイプの日本酒を指します。香りは控えめで、飲み口は軽快。キレが良く、すっきりとした味わいが特徴です。一時期ブームになった“淡麗辛口”の多くがこの爽酒に分類されます。
冷酒で楽しむことが多く、料理と合わせて飲む“食中酒”としても優秀です。今回の舞桜もまさに爽酒の特徴をしっかり感じられる一本でした。
次回は②薫酒について紹介します。
【酒蔵リンク】
- 公式サイト: https://moriyasyuzou.com/


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