千葉・藤平酒造の銘柄【「福祝」から山田錦50 純米大吟醸直汲み無濾過生原酒】
酒米の王様・山田錦を贅沢に磨いた純米大吟醸。お酒の種類としては、香りが高くコクがある「薫酒(くんしゅ)」に分類されます。新酒ならではの無色透明で清らかな色合いが、そのピュアな品質を物語っています。



【基本スペック】
商品名: 福祝 山田錦50 純米大吟醸 直汲み無濾過生原酒
原料米: 山田錦100%(国産)
精米歩合: 50%
アルコール分: 16度
日本酒度:
酸度:
製造者: 藤平酒造合資会社(千葉県君津市)
■ 味わいのプロファイル
グラスを傾けた瞬間、メロンを思わせる華やかな吟醸香がパッと広がります。口に含めば、フルーティーで密度の高い甘みが押し寄せ、思わず「ずっとこのまま口の中に留めておきたい」と感じさせるほどの幸福感。
一緒に飲んだ妻とも「とにかくフルーティーで甘いね!」という感想で持ち切りになるほど、その分かりやすい美味しさが印象的でした。
重厚なコクのあとには、しぼりたて特有の微炭酸のようなピリリとした刺激が心地よく弾け、最後はシャープなキレが全体を鮮やかに締めくくります。
■ 楽しみ方の提案
この「芳醇な甘み」と「鋭いキレ」の両立は、飲むシーンによって表情を変えてくれます。
夏のひとときに: まずは食前酒として、その華やかな香りと甘みを存分に堪能。食事中は別のキレのあるお酒でグビグビと喉を潤し、お腹が満たされた食後に再びこの一本に戻る。そんな香りと味わいの変化を楽しむリレーが、個人的には最高にマッチすると感じました。
その他の季節に: 食中酒として、温度の変化とともに移ろう旨味をじっくりと。
■ 熱燗(ぬる燗)での驚き
さらに今回は、40℃のぬる燗でもテイスティングしてみました。
正直に言うと、冷で飲んだ時よりも、熱燗の方がより香りと口に含んだ時の芳醇さを楽しめると感じました。
吟醸香はより一層際立ち、口に含んだ瞬間に広がる甘みもさらに濃厚に。冷酒のフレッシュさとはまた違う、お米のポテンシャルが最大限に引き出された深い味わいに出会えます。
■ こんな方へ
しっかりとした甘みがありながら、後味も良いために、日本酒に興味を持ち始めた人への最初の一本や、大切な方への贈答用としても間違いのない逸品です。冷から熱燗まで、温度を変えてその表情をじっくり楽しめる、記憶に残る一本でした。

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